明日の学校教育を地域と共に創る
グローバル化、情報化、技術革新などの社会の急激な変化に柔軟に対応でき、新しい未来を主体的に切り開いていける若者を育成することは急務。これに対応できる学校教育を実現するため、地域の学校や教育機関との協働により、高度な教育実践の方法を開発する。

ビジョン:「学びあふれる新しい高知県づくり」
- ○高知の子どもたちに学ぶ楽しさを伝えたい
- ○県民が学び続ける風土づくり
活動内容:
(1)地域教育支援
各学群の代表によって構成された、地域教育支援・連携業務の企画、運営、評価・検証を行う全学組織で、主に、以下のような活動を行なっています(一部は高知県教育委員会との連携協定に基づいた活動)。
①児童生徒の教育指導 (訪問教育、科学教室の実施などによる大学の教育・研究の成果の普及)
②地域教育に関わる学生団体支援(地域教育支援活動を通じた学生の学びと成長)
③新しい教育手法の研究と提案 (アクティブ・ラーニングなどの新しい教育手法に関する研究)
④高知工科大を中核とした学園都市づくり (地域における高等教育の新しい役割の創造)
⑤教育実践に関する共同研究(個別の学校との共同研究や支援)
⑥学校教育の高度化支援(数学コンクールの開催、研究発表会や英語スピーチ・ディベートコンテスト等の共催など、教科教育の高度化等に関する支援)
(2)地域教育高度化研究
教育実践の高度化を実現するために、現職の教員を客員研究として招聘し、以下の研究を進めています。
[客員研究員と研究テーマ]
◇田村香江(香美市教育委員会 教育振興課 学校教育班 指導主事)
「コミュニケーション能力を育成するための英語教育の高度化に関する研究−香美市の保幼小中における一貫したカリキュラムと指導法の開発−」
◇濱田久美子(高知県教育センター企画監次世代型教育推進担当、前山田高等学校長)
「香美市における異校種接続による教育の高度化に関する調査研究」
◇前田賀代(山田高等学校 商業科教諭)
「商業教育を生かした地域貢献活動に関する調査研究」
(3)学校教育心理 長期調査研究
学校教育の改善と効果的な教育実践のあり方を探ることを目的として、児童生徒の成長に関する長期調査研究を行います。(担当 鈴木高志准教授、村上達也講師)
センター長から
学校教育はいまだにすべてのことに「正解」があって、それを覚えるための教え方をしているように見受けられます。しかし、それだけでは解決できない問題が山積しているのが21世紀です。正解のない問題について、子どもたちが、自分なりの考えをもち、みんなと話し合い、より良い解決策を創り出していくことのできるようになるために、学校は何ができるのでしょうか。教師はどのような役割を果たせば良いのでしょうか。
子どもたちは、元気で、パワーにあふれ、生き生きと学び続ける先生と一緒に学びたいはずです。地域教育支援センターは、そのような生涯学び続ける先生をサポートし、共に新しいものを創り出していきたいと思っています。
学校教育はいまだにすべてのことに「正解」があって、それを覚えるための教え方をしているように見受けられます。しかし、それだけでは解決できない問題が山積しているのが21世紀です。正解のない問題について、子どもたちが、自分なりの考えをもち、みんなと話し合い、より良い解決策を創り出していくことのできるようになるために、学校は何ができるのでしょうか。教師はどのような役割を果たせば良いのでしょうか。
子どもたちは、元気で、パワーにあふれ、生き生きと学び続ける先生と一緒に学びたいはずです。地域教育支援センターは、そのような生涯学び続ける先生をサポートし、共に新しいものを創り出していきたいと思っています。
関連記事
地域教育支援関係のイベントやお知らせはfacebookに掲載しています。- 地域教育支援のfacebookはこちらからご覧ください。 https://www.facebook.com/kut.recs Tags: お知らせ, 地域教育支援センター