03:地域特性を考慮した熱中症予防情報の提供に関する研究

平成29-31年度 文部科学省 科学研究費補助金 基盤研究(C)

>科研費(C)による研究開発の概要

 

熱中症の予防情報は環境省のサイトから提供されています。予測の基準には気温、湿度、輻射熱を加味した暑さ指数(WBGT)が全国共通に用いられています。しかし実際の発症状況は地域ごとに異なることから、地域の特性を細かく反映した予測情報が得られればより有効な予防対策となります。

本研究では図に示すように課題解決の目標に向け3方向からアプローチしますが、なかでも地域における微気象の持続的な観測が鍵となります。この点において里山プロジェクトにおける定点観測は、並行して進められるそれぞれの科研費研究課題に共通のデータ基盤を提供することになります。