7月31日に「高知工科大学紀要」第15巻が本学学術リポジトリで公開され、この中で「特集 里山基盤科学技術の社会実装モデルプロジェクト2017」として8篇の論文が取り上げられています。里山プロジェクトのトップページにリンクを追加しました。⇒ページに移動
以下、紀要の巻頭言(学長・磯部雅彦)より
本学では以前から佐岡地区をフィールドにお借りして、地域の生活の基本となる様々なデータを科学的に測定し、その意味や将来の可能性を探ってきました。持続可能性が社会の最重要課題となっている今、このような伝統を踏まえた生活様式に対する、その学術的・客観的な意味づけは、従来にはなかった視点を与えるものとなるはずです。いわゆる里山の科学は、文明のあり方に対して新たな方向性を提起することになるかもしれません。この紀要が、そうした新たな動きの芽生えをリアルタイムに生々しくお伝えできれば、一つの重要な役割を果たしたことになります。
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