地域連携カフェを開催しました

高知工科大学地域連携機構では、平成23年度より「地域連携カフェ」を開催しています。県や地方自治体の公共政策に直接関わっている方や、地域活性化に活躍されている学内外の方を講師としてお招きし、参加者のみなさまと意見交換ができる場を目指しています。

 第24回目となる今回は、12月20日に高知県いの町の池田 牧子 町長を、永国寺キャンパスにお招きし開催しました。当日は、行政、大学、企業等様々な分野から30名を超える方々が参加されました。

 「いの町のこれからの中山間地域振興策」と題した講演では、いの町の概況、豊かな自然、教育や子育て支援、農業・林業・観光など産業振興、公共交通、移住促進など地域活性化に向けた町の幅広い取組みを紹介していただきました。中山間地域振興のための、地区住民との対話の場である「いの町の未来を考える会」の実施、役場の機構改革の一環として「総合調整課」を設置する計画、地域振興のため県境を跨いだ西条市(愛媛県)との連携の促進など、地域の将来を見据えた取組みの紹介もありました。さらに、産業振興、集落活動センターの活動、地域を担う人材育成などの面において、大学との連携を進めていきたいとのお話もありました。

 講演後は会場から、「移住促進に関しては、まず県外から高知市中心部に来てもらった後に、いの町など県内各地へ移る『2段階移住』の考え方も取り入れると良いのではないか」「いの町には自然だけでなく歴史も豊富である。観光振興には歴史や文化も融合させたストーリー性も重要ではないか」「林業遺産『いの町の森林軌道後』の活用の観点からは、アクセスルートの明確化や観光ツアーガイド養成なども有効ではないか」「地域振興のためには行政だけでなく官民が一体となった取組みをぜひ進めてほしい」など、様々な質問や意見が上がり、和やかな雰囲気の中で、有意義で貴重な意見交換の機会となりました。