第4回 食のキャラバン 郷土の植物再発見―食文化観光の開拓―のご案内

第4回目となる本イベントは、本年度開催した食のキャラバンの総集編です。

高知県の多様な植生を学び、身近な未利用植物の可能性について問いかけます。

 

午前中の植物散策では、実際に山を歩き、日本の歴史上、飢餓に備える智恵として広まった「救荒植物」と呼ばれる未利用植物を見て・触れて頂き、「春を感じる野草フレンチ」として実食します。

午後のパネルディスカッションでは、様々な分野で活躍されているパネリストの方々にご登壇頂き、「未利用植物の産業化・食文化観光への可能性」を皆さまとご一緒にディスカッションします。

 

高知の植物に魅力を感じ、新しい価値を見出し、産業につなげていきたい皆様のご参加をお待ちしております。

開催内容

日  時:平成28年3月21日(月・祝日)9:00~15:30(受付8:45~)

場  所:グランディール高知駅前店(〒780-0062高知市新本町2丁目4-3)

テーマ :高知県にねむる未利用植物の新の価値を明らかにし、持続的な植物活用の道を開く

募集人員:40名(救荒植物、有用植物等、地域の植物に興味のある大学生以上の方)

参加費  :1,000円

申込期限:3月11日(金)

 

スケジュール

9:00  イベントスタート

10:00  第1部  有用植物散策「円行寺周辺」

12:15  第2部 食事会「春を感じる野草フレンチ」

13:30  第3部 講演

1.「食のキャラバンを振り返って」

  講師:高知工科大学・地域連携機構 補完薬用資源学研究室長・客員教授 渡邊高志氏

2.「未利用植物の産業化・食文化観光への可能性を問う」

ディスカッション内容:

(1)未利用植物の魅力について

(2)食文化観光の可能性について(どんなメニューがあればいいと思いますか?)

(3)未利用植物の活用を広げる為には?(課題や問題点の提起)

ファシリテータ :株式会社わらびの 代表取締役 畠中智子氏

パネリスト   :

・飲食関連 株式会社グランディール 取締役 総支配人兼総料理長 島田和幸氏

      農家レストランしゃえんじり 代表 平塚聖子氏

・観光関連 株式会社城西館 取締役兼宿泊営業部長 藤本 幸太郎氏

      株式会社JTB総合研究所 コンサルティング事業部 山内はつ子氏

・医療関連 社会医療法人近森会近森病院 総合診療科 部長 浅羽 宏一氏

                    臨床栄養部 管理栄養士 齋藤 大蔵氏

・まちづくり/地域おこし関連 株式会社わらびの 代表取締役 畠中智子氏

・有識者   高知工科大学 客員教授 渡邊高志氏

 

参加ご希望の方は、名前(よみがな)・生年月日・メールアドレス・電話番号(携帯)・ご住所・ご職業を記載のうえ、メールまたはFAXでお申し込みください。

※植物散策を行いますので、山道を歩きやすい服装でご参加ください。

※会場には駐車場がございません。お近くのコインパーキングをご利用ください。

 

第4回_食キャラチラシ_ページ_1
食キャラチラシ4_ページ_2

お問合せ

高知工科大学 研究連携部社会連携課 石川

〒782-8502 高知県香美市土佐山田町宮ノ口185

TEL.0887-57-2025 /FAX.0887-57-2026

E-mail org@ml.kochi-tech.ac.jp

 

食のキャラバンとは

 

  高知県は植物の多様性に富み、医薬品、健康食品、そして化粧品素材となり得る数百種におよぶ潜在的な植物資源が未利用、未開拓の状態にあります。高知工科大学地域連携機構では、補完薬用資源学研究室(渡邊高志室長)を中心に、これら植物資源の活用を植物資源戦略(すなわち、発掘から機能性研究さらに商品化までを一貫して体系的に進める戦略)のもとで長期にわたり着実に進めることをねらいとしています。

 その一環として、総務省SCOPEなどの外部資金も得て、高知県内の「救荒植物」について研究を進めてきました。「救荒植物」とは江戸時代に飢饉対策として体系化された概念であり、江戸中期にはでに500種以上がその利用法なども含めて数種の文献に記されています。現代では「救荒植物」という概念自体がすでに失われていますが、これら数百種の中には、現代的な食材として再評価することで、あらたな「食文化観光」の開拓に資するものも少なくないと見込んでいます。

 2013 年度は「郷土の植物再発見-食文化観光の開拓-」をテーマに、これまでの研究成果の中からいくつかの植物をとりあげ、県内巡回のワークショップを、1年間にわたり全6回、各地関係者の協力を得て開催しました。

 2014 年度は、高知県内に自生する354 種類の植物の用途や効果についてとりまとめた「高知県有用植物ガイドブック」を刊行しました。

 2015 年度は、科学の目で見た機能性評価、現代的なアレンジによる新規商品化の可能性について議論し、植物資源戦略そのものについて更なる理解を深めてもらうことを目的とし、2013 年度に開催したワークショップを1年間にわたり全4回(室戸・高知市・四万十市など)開催し、救荒植物を活用した地域ブランドの開発や観光

拠点整備などを試行する機会といたします。