「室戸ジオパーク」講演会開催のご案内

【終了いたしました。沢山のご聴講ありがとうございました。】

当日は、約100名の方々にご参加頂き、活発な議論が交わされました。
講演では、独立行政法人海洋研究開発機構高知コア研究所木下正高所長より南海トラフを掘削している「ちきゅう」の掘削状況の報告、それによって解明された南海大地震のメカニズムの説明と室戸地域の巨大地震発生時の隆起予測についての説明があり、つづいて、本学システム工学群甲斐芳郎教授による地震津波シミュレーションの研究成果の紹介から建物の耐震補強や建て替えなどの地震対策の重要性について、実証にもとづく科学の観点からこれから起こりうる南海地震に対する予測および対策の説明がありました。
また、休憩をはさんで、実際に3.11の東日本大震災に被災され、その5ヶ月後に水産加工会社を設立した釜石ヒカリフーズ株式会社佐藤正一社長による講演があり、被災後間もない混沌とした状況での地域復興への熱い思いと「てんでんこ」(各自てんでんばらばらに一刻も早く高台に逃げて自分の命を守ること)が最も大切だということ、地震の際の必需品など、実際に被災された方の切実な津波避難に関する教訓から今後起こりうる大地震への心構えを学びました。
そのあと室戸高校生による「防災教育チャレンジプラン」の活動報告があり、地元のお年寄りの緊急連絡先、避難経路等が記載された避難カルテの提案などがありました。
産官学による地域ぐるみでの地震・津波に対する意識の統一を図れる有意義な講演会となりました。

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地域連携機構は、平成23年度から室戸ジオパークの持続的な発展と、地域の教育や防災、経済活動などの発展に寄与することを目的とし、室戸ジオパーク推進協議会、独立行政法人海洋研究開発機構高知コア研究所と、室戸ジオパークに関する包括的連携に関する基本協定を締結しております。

今回はこの活動のひとつとして、地震・津波をテーマに最先端技術で研究されている成果をもとにこれからの室戸を考えるべく、下記のとおり講演会を開催することとなりました。

ぜひこの機会に多くの方々にご参加いただきたく、ご案内申し上げます。

■開催日時 :平成26年7月27日(日)13:30~16:30(開場:12:30)
■会場 :室戸市保険福祉センターやすらぎ(室戸市領家87)

■主催 :室戸ジオパーク推進協議会/公立大学法人高知工科大学地域連携機構/
独立行政法人海洋研究開発機構高知コア研究所
■参加費 :無料
■定員・申込み :当日先着順 100名/申込不要
■プログラム
12:30 開場
13:30 開会・あいさつ

13:40~14:10 【講演1】
テーマ:「室戸沖で何が起きているのか!」
「ちきゅう」掘削から分かった南海地震
講師:海洋研究開発機構高知コア研究所・所長・木下 正高氏

14:10~14:40 【講演2】
テーマ:「地震・津波あなたはどうする?」
津波シミュレーションで南海地震を考える
講師:高知工科大学システム工学群・教授・甲斐 芳郎氏

14:40~14:50 質疑応答
14:50~15:00 休憩

15:00~15:45 【特別講演】
テーマ:「震災からの地域復興」
震災5か月後、被災した港に水産加工会社を設立した思いとは。
特別ゲスト:釜石ヒカリフーズ株式会社・代表取締役・佐藤 正一氏

15:45~16:15 【活動発表】
テーマ:「防災教育チャレンジプラン」の活動報告
発表者:室戸高校3年生・相川 龍輝さん/橋詰 絢さん

16:15 閉会 ※クイズ当選者発表

■特別企画
救荒植物 試食会  12:45~13:15(先着100名程度)
室戸市婦人会のご協力により、身近な植物を使った料理の試食を行います。
※試食予定:イギスようかん、イタドリの煮物など

■プレゼント企画
当日、講演中に出題されるクイズに答えると、全問正解者の中から抽選で1名の方に地球深部探索船「ちきゅう」のプラモデル等があたります。

■講演に関する問い合わせ先
室戸ジオパーク推進協議会
事務局:室戸市ジオパーク推進課
電話:0887-22-5161

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