地域連携機構 活動総括連続セミナー(第7回)を開催しました

地域連携機構では、公立大学法人第一期中期計画の最終年度をむかえるにあたり、設立からこれまでの活動を総括するため、地域連携機構各研究室の研究・実績の成果や課題をめぐる連続セミナーを開催しております。

7回目となる今回は、下記の内容でご講演頂きました。

日時:2014年6月18日(水)13:10~14:50
場所:高知工科大学 K棟3階K-HALL
講演内容:
1.菊池 豊 地域情報化サイクル研究室長/教授
「地域の情報化から小水力までの10年間」

講演では「インターネットはロックにたとえることができる」(自由かつ公平・平等の空間であり、権威を嫌う)をキーワードとし、ご自身の生い立ちにまで遡って、自由意志形成の背景についてお話頂きました。

大学在籍時代は、研究対象とは認められていなかったインターネットについて、あえて研究としての切り口を提示し、学問的な研究対象として認知されるように研究仲間を募り、計算の基礎となる「項書き換え系」について独学で学ばれました。その後、東京工業大学の助手を経て、高知工科大学準備財団に移籍され、本学のネットワーク環境の構築に携われました。また、2004年には商用の地域IX(Internet eXchange point:回線間の相互接続ポイント)を行う有限会社ナインレイヤーズを設立し、ツリー構造となっているインターネットの末端同士を繋ぐことにまで踏み込まれ、各組織の共同作業により、安くて早くて冗長性も確保した回線網を確立、2012年には小水力発電の課題を総合的に扱うために地域小水力発電株式会社を設立し、地域に置ける独立採算の小水力発電事業会社に対して、企画立案・技術支援・経営支援を行っています。

菊池先生がこれまで培ってきた知識・経験をもとに「自分でできることは自分でする」「地域でできることは地域で実施する」という価値観を提起した講演となりました。

次回は下記の内容で開催する予定です。
日時:2014年9月
場所:高知工科大学 K棟3階K-HALL
講演内容:
甲斐芳郎 統合減災マネジメント研究室/教授
「地震津波など大規模災害に対応する大学の役割」

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