地域連携機構 活動総括連続セミナー(第6回)を開催しました

地域連携機構では、公立大学法人第一期中期計画の最終年度をむかえるにあたり、設立からこれまでの活動を総括するため、地域連携機構各研究室の研究・実績の成果や課題をめぐる連続セミナーを開催しております。

6回目となる今回は、下記の内容でご講演頂きました。

日時:2014年5月20日(火)13:30~16:30
場所:高知工科大学 K棟3階K-HALL
講演内容:
1.永野正展 地域連携センター長/教授
「枯れない油田プロジェクトの実践」
「精査の必要性―木質バイオマス発電事業における実態から―」

2.永野正朗 地域連携機構/客員研究員
「芸西村での園芸農家とのペレット利用取組の経緯」
「宿毛市での木質ペレット製造事業及びバイオマス発電事業について」

永野正展教授の講演「枯れない油田プロジェクト」では、供給だけでなく販売先そのものの創出を重視して高知県農業の主力である園芸ハウスの加温にターゲットを絞り、A重油のコストに優る安定供給を目指し、機器・システムを自主開発した経緯と、日本にない試みを推し進めるにはフィンランドなど海外の先進事例を参考にしたことが紹介されました。
続いて「精査の必要性」では、グリーンエネルギー研究所を設立し、発電所とペレット製造工場を併設するプラントの建設あたり、この間の事業実施のプロセスについて、原料の状態と資金調達に関する二つの側面から様々な課題やその克服の方法、課程などが報告されました。

永野正朗客員研究員の講演では、2008年に芸西村の有志5農家が、農事組合法人高知バイオマスファームを設立し、燃料代替という課題にとどまらず、より広く環境適応も考える低酸素農業の実践に関する取り組みについて紹介されました。
続いて、2012年7月に設立された株式会社グリーンエネルギー研究所の事業内容(森林バイオマスを燃料とする火力発電による売電と、木質ペレットの製造販売)にが紹介され、バイオマス発電事業では、6,500Kwの発電を目指し、受け入れ燃料としては針葉樹だけでなく広葉樹の活用も目指していることについてご講演頂きました。

次回は下記の内容で開催する予定です。
日時:2014年6月18日(水)13:10~14:40
場所:高知工科大学 K棟3階K-HALL
講演内容:
菊池 豊 地域情報化サイクル研究室/教授
「地域の情報化から小水力までの10年間」

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