地域連携機構 活動総括連続セミナー(第4回)を開催しました

地域連携機構では、公立大学法人第一期中期計画の最終年度をむかえるにあたり、設立からこれまでの活動を総括するため、地域連携機構各研究室の研究・実績の成果や課題をめぐる連続セミナーを開催しております。

4回目となる今回は、下記の内容でご講演頂きました。

日時:2014年4月8日(火)13:00~15:30
場所:高知工科大学 K棟3階K-HALL
講演内容:「気候変動を巡るプロジェクトの経緯」
那須清吾 社会マネジメントシステム研究センタ-長・教授
植本琴美 社会マネジメントシステム研究センタ-・助教

講演では、那須教授より「文理統合による社会シミュレーションと政策・経営ソリューション創造」と題して、気候変動研究プロジェクトを事例に取り上げ、投影資料にも基づき講演が行われました。

続いて、植本助教より、気候変動にともなう治水・利水リスクを最小化するための政策を住民の納得を得て実施するため、情報提供により住民の意識構造がどのように変化するかを、水問題シンポジウム開催前後にアンケート調査を行い、その結果をもとに、住民意識構造の変化について、講演が行われました。

また、講演後に行われた自由討論では、モデルによるシミュレーションは事象を数値化して連立方程式を解くものであり、数値化しにくい文化的な事象などはモデルに組み込めない等、活発な意見交換が行われました。

次回は下記の内容で開催する予定です。
日時:2014年4月23日(水)9:00~12:00
場所:高知工科大学 K棟3階K-HALL
講演内容:
1.渡邊高志 補完薬用資源学研究室長・教授/高木方隆 システム工学群・教授
「植物資源活用の一連の取組の経緯」
2.高木方隆 システム工学群・教授/村井亮介 客員研究員
「植物を主題とする地域活動の経緯」

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