金峯神社の社地の整地

高知工科大学紀要 第16巻1号 2019.7.31 より

西山亮, 西田匠, 福田翔太, 高木方隆

要約 金峯神社の山車社殿が設置される社地の山側崖上にある御神木の成長が途絶えたため、樹勢回復を目的として設置した保護ブロックの必要性がなくなってしまった。また社地の若干の傾きや地表面の石の多さ等から、整地を行う必要があった。そこで本研究では、前年度に設置した保護ブロックを撤去し、社地の地表面の調査と整地を実施した。SfM(Structure from Motion)による写真測量や地表面の強度の実測調査に基づいて掘削範囲や掘削量を決定したため、整地作業の効率化と適切な範囲の整地を実現することができた。

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