デジタル写真測量および GIS 技術を用いた 山間部における作業道の計画作成

高知工科大学紀要 第13 巻1号 2016.7.29 より

兼子瞭介, 中村巴大, 大内雅博

要約 道路のルート選定の効率化を意図して、高知県香美市佐岡地区を題材に、画像処理および GIS技術を用いて山間部における作業道の計画を作成した。現在使用中の道路の幅員および形状を把握するために Structure from Motion(SfM)を用いて三次元モデルを作成した。ハンディ GPS を用いながら踏査して新たな道を発見しルートの位置を確定し、スタッフとメジャーから勾配を測定した。これらの道をベースに作業道のルート案を作成し、ジオレファレンサーを用いて QGIS 上に投影し、ルート上の地権者を照会した。

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